BEC(business email compromise)詐欺に注意

2016.5.23

1 企業相手のオレオレ詐欺~BEC詐欺~

 高齢者を狙ったオレオレ詐欺は有名ですが、海外では企業を標的にしたオレオレ詐欺(BEC:business email compromise)が流行りつつあるようです。
BEC詐欺では、標的型メールなどを通じて企業内に不正ソフトウェアを組み込み、メールなどのやり取りを盗み見て、会社の組織、案件やプロジェクトの進行に関する情報を得て、担当者にそれらしいメールを送り送金させるようです。

2 BEC詐欺の典型例

 例えば、①社長から財務担当宛にメールが来て、進行するM&Aを成功させるために送金するように指示し、M&Aなので他の役員や社員に秘匿して送金するよう指示したり、②取引先に成りすまして、送金先の口座の変更を伝えてきたり、③架空の企業となって営業を持ちかけたりする例があるそうです。
オレオレ詐欺同様に、「劇場型」というか、会計士、弁護士などの専門家と名乗る人を登場させ手メールする、書類を添付するなどして信用させる例があるようです。

3 対策は?

 最初からお金を騙し取ることを目的としていますので、後で取り返すのはかなり難しいです(裁判しようにも、相手が誰かの特定も難しい場合があります)。
そのため、騙されないように対策をとるのが一番であり、①の場合では、「多忙で電話に出られない」とメールに書いてあっても、メール以外の方法、例えば社長の携帯電話に電話して確認する、②や③の場合でも、相手方の担当者に電話で折り返して確認する、新規の取引先の信用調査(登記簿や法人マイナンバーの確認、相手方会社住所を実際に現認するなど)を行い少額から取引を始めるなど基本的なことを実践する必要があります。

4 お困りの場合には

 信用調査をどこから始めたらよいかわからない、信用調査規程をどう作ったらよいかわからないなどでお困りであれば、たちばな総合法律事務所へご相談ください(初回30分無料)。 ご相談のご予約は、https://law-tachibana.sakura.ne.jp/law-tachibana.jp/contact/ 又は06-6770-7212にお電話いただいてご予約いただき、お気軽にご相談ください。

債権回収 に関する解決事例

  • 橘高和芳弁護士が担当した遺産相続に関する事例が
「金融・商事判例 No.1553号」(2018年11月15日号)
に掲載されました。
  • 弁護士・税理士 橘高和芳が
週刊ダイヤモンド「相続&事業承継(決定版)」(2018年12月号)
に掲載されました
  • 相続問題事例
  • 遺産相続・遺言書に役立つ書式集
  • 遺産相続トラブル解決チャート
  • 2016年10月 日経MOOK「相続・事業承継プロフェッショナル名鑑」のP84に「羽賀・たちばな会計事務所」が、P134に「たちばな総合法律事務所」が掲載されました。
  • 弁護士・税理士 橘高和芳が
「フジサンケイビジネスアイ」
に掲載されました
(2015年11月2日(月)27面)
  • 旬刊「経理情報」2016年4月20日号(NO.1444)に「D&O保険の保険料にかかる税務ポイント」を寄稿いたしました。