このコラムを書いた弁護士
弁護士 橘高和芳(きったか かずよし)
大阪弁護士会所属 52期/登録番号:27404
近畿税理士会所属 税理士/登録番号:130995
契約書のリーガルチェックでは、さまざまな点から確認しますが、①「てにをは」、②法令用語に準じた文言かなどの形式面、③実体法に適合的か否か、④立証責任がどちらにあって、証拠収集が容易といえるかといった法律や裁判の側面が基本となります。
もちろん、現実の商流を知らないと契約書の作成やチェックは難しいので、リーガルチェックに入る前に商流を教えていただいていますし、案文を作成して依頼者と打ち合わせをして、何回か修正を重ねることになります。
契約によっては、上記の適法か否かという以外にも、妥当か否かという観点でもチェックします。
例えば④そもそもビジネスの流れとして、過大な義務を負担していないかという法律以外の観点でチェックしたり、また、意外に重要ですが、④ほかの株主(株主総会での説明)や税務署(税務調査での説明)などの第三者に対して合理的に説明できるかという点からもチェックする必要があります。第三者の目を意識して作成すると、相当の時間がたってから契約書を見てもその骨格の理解が容易となります。
このように、契約書のチェックといっても色々な観点から確認する必要があります。
契約書をどうチェックしたらよいか分からないなどでお困りであれば、たちばな総合法律事務所へご相談ください(初回30分無料)。 ご相談のご予約は、http://law-tachibana.sakura.ne.jp/law-tachibana.jp/contact/ 又は06-6467-8775にお電話いただいてご予約いただき、お気軽にご相談ください。